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ファンドレイジング

④成功率を高める!NPOの助成金申請までの5ステップ

こんにちは、ヤマサキです。

『はじめての資金調達』シリーズ第4回は、NPO経営には避けて通れない「助成金」についてお伝えします。

タイトルにある成功率という言葉には、

助成金獲得の成功率とともに、助成金事業の成功率という意味もありますよ♪

【必修】助成金という資金の特徴

まず助成金という資金は、メリットとデメリットがハッキリしています。

なので、

「NPOを立ち上げたらとりあえず助成金なんでしょ?」という気持ちで申請するのではなく、

申請前からその特性をしっかり把握しておく必要があります。

↓助成金のメリット・デメリット・リスクについてはこちらの記事で復習しましょう♪

③NPO4つの資金源のメリット・デメリットと活かし方

一言で言うと、

助成金は『期間限定』のものなので、助成金を受けている間に自主財源で収支が回る仕組みを構築しましょう!

ということです。

そのためには中〜長期的な事業計画を立て、自団体の発展イメージを持った上で、助成金獲得計画を立てる必要があります。

たとえば、この事業は初期投資が必要なので、初年度・2年目は助成金を活用してスタートアップ期を乗り切るけれども、

助成金を受けている2年間のうちに認知度を上げ、ブランドを確立し、支援者層を拡大し、3年目以降は自主財源で回せるように体制を作っていきましょう!

みたいなイメージですね。

また、たとえば1年に1回、寄附者拡大やアドボカシー(啓発)のために大規模なイベントを行うとしたら、そこに助成金を使うことは団体の発展につながるので、その助成金が活きます。

つまり、助成金というものは『消費』するものではなく『将来に投資』するものだということですね。

助成金申請までの5つのステップ

さて、では実際に助成金探しから申請するまで、どういう流れを辿るのかを5つのステップごとに見ていきましょう。

①助成金探し

まずは、自分たちがどの助成金に応募できるのか、その応募先を探すところから全ては始まります。

代表的な助成金情報サイトは以下の3つです。

この中で、CANPANのデータベースでは過去の助成金情報を検索することができます。

助成金はたいてい毎年同じような時期に募集がかかるので、過去1年間の助成金情報を検索して、自分たちが応募できそうな助成金に当たりをつけていくのも有効な手です。

NPOは年度終わりに次年度の事業計画を立てると思いますので、

そのタイミングで、次年度1年間の『どの時期にどの助成金に応募するか』スケジュールを立てておくと後々ラクになります。

※募集件数だけでいうと、5月と11月に多いようです。

他にもNPOの所在がある都道府県や市町村のウェブサイトの助成金情報も、チェックしてみてくださいね!

②募集要項のチェック

次に、募集要項を丹念に確認します。

このステップでは自団体が募集要項に当てはまるかを確認するのはもちろんのこと、過去の助成事業をチェックすることがとても大切です。

助成元によって考え方や好みがありますので、過去の助成先を参考にして申請書を作るのは非常に合理的なやり方となります。

また、『申請書の記入例』は、助成元が「こういう風に書いてほしい!」と願っている理想形ですので、そちらも参考にすることを忘れないでくださいね。

自分たちの想いばかり書いて独りよがりにならないように。助成元とコミュニケーションを取るつもりで申請書を作れるといいですよね。

③事前説明会に行く

助成元が、募集する助成金についての説明会を開催することはよくあります。

ここにはできる限り出席して、申請書を見ただけではわからなかった疑問点などを質問することで、クリアにしましょう。

事前説明会がない場合、個別相談に乗ってくれることもあります。(電話の場合もあり)

「助成元が私たちの何を知りたいのか、何を書いてほしいのかわからない・・・」

という項目が残らないようにすることが大切です。

④団体内での合意形成

合意形成というとカタイですが、

要は、助成元から団体メンバーの誰かに連絡が来た時に、

「えっ、それ何のことですか?」

という対応にならないように(笑)

今自分たちがどんな助成金に応募しているか、それは 何のためか、くらいの情報は共有しておきましょう。(コアメンバー内で)

また、事業担当者を決めている団体は多いと思いますが、できれば助成金申請担当者もいると代表はかなりラクになります。

助成金申請をすべて代表がやっているという団体さんも多いかも知れませんが、

最初は手取り足取り二人三脚で教えてあげるところから始めて、申請担当者となれる人を数人育てていけるといいですね。

⑤団体WEBサイトの更新

さて今度は審査の話になりますが、この時代、審査に当たっては99%の確率で団体のウェブサイトをチェックされます。

そのウェブサイトを見られたとき、更新が半年前だったり、事業報告が全然載っていなかったらどうでしょう・・・?

本当にそのNPOを助成していいのか、不安になりますよね。

また、助成金に応募してきた当の事業についての情報がぜんぜん載っていなかったら

「本当にその事業やるつもりなの?」とこれまた不安になりますよね。

というわけですので、団体ウェブサイトの掲載情報はこまめに確認・更新しておきましょう。

そこまで時間が取れないよ〜という方、更新って、ちょっとした報告でもいいんですよ。

みんなで打ち合わせしましたよ〜(プラス写真)とかでもいいと思います。

更新日付が動いている、ということが見る人の不安を払拭します。

助成元だけでなく、あなたのNPOのことが気になってウェブサイトを訪れてくれた一般の方に向けての信用にも関わりますので、

ウェブサイト更新作業の優先度を上げてもらえるよう、私からも切にお願いいたします^ – ^

助成金のテーマ、思ったより長くなりそうなので一旦今日はここまでに!

次回は『審査員を納得させる申請書の中身』についてお伝えしますね〜♪

山崎梨紗

※このブログは日本ファンドレイジング協会主催研修『助成金をてこに成長するファンドレイジング』を元に執筆しています。

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