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組織マネジメント

【ご感想】著書『上手くいくNPOは定款でビジョンを語る!』

あの伝説のクラウドファンディング【陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト】をプロデュースした鎌倉幸子さんから、著書の感想を頂きました!

鎌倉さんは現在、広報・ファンドレイジングの専門家として多くのNPOやプロジェクトを伴走支援されています。人柄もすばらしい、私の憧れの方です。

ご感想全文

定款づくりという視点

すでにあった団体で仕事をしていたためか「定款」づくりという視点がなかったです。(すいません)

情報開示

そもそも定款がウェブサイトのどこにあるのかわからない(わかりにくい)団体も多いかと思います。せっかく意志のある定款をつくった団体は、きちんと開示してもらいたいと思いました。(それが団体の信用につながりますし)

定款の目標をベースにしたコピーづくり

私のいたシャンティ国際ボランティア会の定款にある目的は「この法人は、地球上の貧困・平和・人権・環境等の諸問題を、世界の構造的矛盾によって生じた人類共通の課題と認識し、ありとあらゆる人々が本来的に所有する可能性を実現させ、全ての民族と人間の尊厳性が尊重され、又、国家や民族、宗教、言語、文化の違いを超えて共生し、「共に生き、共に学ぶ」ような地球市民社会の構築を目指し、開発途上国における開発協力及び国内外の災害における被災者支援事業を推進することを目的とする。」とあります。

これをみたら一般の人は逃げちゃうのではと思い、ミッションとビジョンと姿勢を別途つくりました。なかまづくりには「仲間になってほしい人がわかる言葉」に置き換えること必要だよねー、と昔を思い出しました。ミッション、ビジョンは自分がいたときにつくったので

■シャンティの使命(ミッション)
人間の尊厳と多様性を尊び、「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(シャンティ)な社会を実現します。

■シャンティが目指す姿(ヴィジョン)
人々の考える力、創造する力を支え、共に社会や生活の問題を解決していくNGOとなります。

■シャンティの基本姿勢(ヴァリュー)
1.苦難の中にいる人々と痛み、悲しみ、喜びを分かちあい、共に歩みます。
2.地域の伝統的な文化を重視し、民族、宗教、言語の違いを尊重します。
3.人々が自ら気づき、行動し、自立へと向かう開発を重視します。
4.互いに支えあい、高めあうための触媒としての役割を果たします。

コミュニティづくりの視点

ここが面白かったなー。まさにミッションベースに櫃が集まる場になるべきですが、そこのアドボカシーの要素が必要!

山崎さんがご指摘のようにクラウドファンディングを単発寄付の場ではなく、ミッションを伝えることでコミュニティ化させていくことが、団体継続の大きなカギです。

最近、私が伴走支援をしたクラウドファンディングプロジェクトは目標金額500万円をこえてフィニッシュしました。

挑戦者の方たちは、クラウドファンディングの挑戦中や終えてからコミュニティをつくるのではなく、クラファン開始前からアドボカシーとクラウドファンディングのどちらもなるためにFacebookにコミュニティをつくり情報の提供、コミュニティ内の対話をしていました。いまやメンバーが700人を超えています!

山崎さんの本、先に読んでいたらこの立ち上げも苦労しなかったなー。アイディアを絞り出し、アドボカシーとクラウドファンディング、そして継続的な仲間づくり・支援者対応のためにつくることにしたのがこの公開コミュニティでした。

このコミュニティが500万円越えの要因でもあるので、山崎さんのおっしゃることは「その通り」と思った次第!

昔やっていたことや最近行った伴走支援のことも重ねつつ、読ませていただきましたし、とても大切な視点の提案が込められている一冊だと思います!

鎌倉幸子さんのウェブサイトはこちらです♪
https://sachi3.com/

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