スタッフマネジメント

こんなNPO理事はもういらない。

 

理事になること「だけ」,
名前を貸す「だけ」で

すでにそれが社会貢献だと勘違いしていませんか・・?

 

 

そりゃ松下幸之助さんくらいの方であれば,理事に名前を連ねているだけで

「あの人が応援しているNPOなんだ・・・それはすごそうだ!」

ってなると思いますが。

その他一般人レベルなら,全然そんな効果もないですしね。

 

 

 

こんにちは,司法書士のヤマサキです。

ということで,今日はちょっと攻撃的なタイトルですが

理事の役割を「NPO運営」という点から考えてみましょう。

 

法律的な話はこっちの記事をみてね
▶︎④うちの団体が<番外編>社員と理事の役割

 

理事はNPOの経営について責任がある。

理事は,NPOの実質的な経営者で,責任があります。

責任があるという意味は

法的にも(上のブログ参照)、マネジメント的にもという意味です。

 

でも現状,多くのNPOでは,

理事の中でも実質的に運営に関わっているのは一人(よくて数人)で,他の人はというと,名前だけ貸しているようなケースがみられます。

 

理事会に出席したとしても,ご意見番的な役割に終始したり,意思決定場面(採決など)だけ参加したり。

中には月数万円の役員報酬というお小遣いを目当てにしたり・・・

 

 

 

 

する人はさすがにいないですかね^^

 

でもこれって,理事側にも,理事を選んだ側にも,問題がありますよね。

理事会のタイプ4段階

 

日本ファンドレイジング協会では,

理事会のタイプを4段階に分けています。

 

 

 

 

 

①ファンドレイジング型理事会

②社会的影響力のある理事会

③経営管理をやる理事会

④特に何もしない理事会

 

上に行くほど活発に役割を果たしている理事会です。

 

 

アメリカの大手NPOなどでは,理事に就任するにあたり

・最低でも年数百万円を寄付すること

・最低でも年数千万円の寄付を集めてくること

という条件を課していることも珍しくなく,

 

理事の役割の中に

「NPOの経営のために資金調達をしてくること」

・・という仕事があることが明確なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに冒頭でお話しした「松下幸之助さんが理事になってくれたら・・・」の話はタイプ②にあたります。

 

社会的知名度や影響力のある人が理事になってくれることで,信用力アップや様々な人脈の紹介など,間接的なファンドレイジングになりますね。

 

一方,現在日本の多くのNPOでは

よくて③レベルのようです。(協会の調査)

代表理事が一人でほとんどの意思決定を担っていたり・・

運営の実質的な判断は,事務局が行っていたり・・

 

ただ,救いは,理事会を定期的に開催しているところです。

(そういうところはすごく日本人らしいなと思うのですが^^)

 

 

 

 

 

集まる場があるということ,

その時間・機会を「貴重な経営資源」と意識しなおすことで,

理事会の中身はいくらでも変えていけますよ!

 

まずは,理事の役割を文章にしてみるところから始めてみてはいかがでしょうか?

その作業を理事会でやることで,みんなの意識も変わっていくと思いますよ♪

 

 

それでは今日はこのあたりで。

(もうちょっと突っ込んだ話は,毎週金曜発行のメルマガで!)

 

司法書士ヤマサキ

 

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