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協働・パートナーシップ

私が出会いの場で、相手の強みよりも弱みに注目する理由。

営利・非営利事業問わず、事業活動をしているかぎり

「私たちの活動をもっと広げていきたい」
「もっと多くのお客様に出会っていきたい」

あなたもきっとそう考えていることと思います。

現代、仕事上のパートナー(協働相手)や仲間をつくるチャンスは無数にあります。

  • ビジネス交流会
  • ビジネス系のセミナー
  • お茶会やランチ会
  • オンラインやオフライン上のコミュニティなどなど

ただ、
「せっかく行ったのに、あまりいい出会いがなかった…」

「気があう人とは出会えたけど、たわいもない話で終わった…」

などの話は枚挙に暇がありません。

中には、もう交流会には懲りたから二度と行かない!という方も。

新たな出会いの場で
どうやったら今後に繋がる、実のある交流や会話ができるかについては、あまり知られてないように思います。

せっかくイイ人に出会えたら、
そこから長く続くパートナーシップを育てていきたいですよね。

今日は私の経験から、

ビジネス上のパートナーや協働相手、仲間づくりにきっと役に立つ考え方をお伝えしたいと思います。

よくある失敗①一言目が長い。

ビジネス交流会・賀詞交換会等「一発勝負」の場では、
いまだにこういうガツガツアピールの人が多いように思います。

「私はメイクセラピストの仕事をしています。メイクセラピーっていうのか、心理学とメイクとカラーの知識を組み合わせたセラピーで、女性をいくつになっても輝かせるためのマインドと見た目の両方から・・・」

っていうようなアピール。
(言っておきますがメイクセラピーに何の恨みもありませんよ!)

一言目の自己アピールが長いと
途中から相手が飽きてきてしまい、

その後の「質問をしよう」という意欲を削いでしまう恐れがあります。

自己紹介はもちろん必要です。

相手も、あなたが何者なのか、どんな仕事をしているのか、何を大切にしているのか。

知れば知るほど親しみを感じられます。

なので私は、自己紹介の仕方は

「アピール」ではなく相手の質問に合わせる形で、やや謙虚な感じにしています。

「私はメイクセラピストの仕事をしています。」

まで話したら、きっと相手が

「それってどういう仕事ですか?」と聴いてくれるので

その質問に答えるような形で

相手の興味に合わせて自己紹介を展開していくようにすると

ガツガツさが軽減するのでおすすめです。

よくある失敗②人を「強み」で見る。

先ほどは自分の話ばかりする人の例を挙げましたが
今度は、一応は相手の話を聴こうとする姿勢はある方の例です。

ヒトの話を聴こうとしているだけ
先ほどの人よりはいいかと思われますが、

ですが、これも聴き方・質問の仕方次第では
悪い印象を与えかねないので注意が必要です。

たとえばこういう質問。

「今、私の商品が必要そうなコミュニティを探してるんですけど、なにかご存知ですか?」

「いや、ちょっと思い当たらないですね・・・」

「あ、そうですか。失礼します。(次いこ次!)」

「・・・・・・・」

あとは、ここまで極端ではないけど、こういう聴き方。

「WEBマーケティングが得意っておっしゃってましたけど、
どういうお客さんがいらっしゃるんですか?」

「ああ、化粧品会社さんとか個人の起業家さんとかですね・・」

「へぇ!
じゃあマーケティングで売上、どれくらいアップさせられることができるんですか?」

「いや、ちょっとケースによりますけど・・・」

「あ、そうですか。(大したことなさそうな人だな、次いこ次)」

「・・・・・・・」

これはスキルや能力面などの

つまり『強み』視点で相手を見ているので、
一見すると合理的だなと思われるかもしれません。

おそらく目的をしっかり設定して出会いの場に行っているので、

その目的に合う人じゃなければ次!
っていう雰囲気を出している人ですね。

ビジネスというか
社会活動の場全般で『強み』という考え方は非常に重要です。

「この人にはどんな強みがあるのかな?」
「この人の強みは私たちにとって何の役に立つのかな?」

というふうに考えてパートナーを探していくものだ、
と私自身もセミナーで教わったことがあり

長いこと『強み』信仰をしていました。

今でも

ヒトの強みを見出したり、
認めたり、
それが発展するように応援すること

それらをすごく大切にしているのですが、

それと並行して『弱み』の視点も取り入れるようにしたら、

仲間づくり活動がすごく楽しくなったので、後ほどご紹介しますね。

よくある失敗③途中であきらめて拗ねる。

思うような出会いがなかったり、
勇気を出して話しかけた相手にそっけなくされたりして、心がくじけるパターンです。

実はわたしも、ないことはないです(笑)

まぁでも、一回きりの交流会とかならまだしも

数回続く連続講座など、
この先何度かこのメンバーで会うなという機会には、

ぜひ一回くじけても、また気を取り直して参戦してみてください。

仲間づくりの成果は、

あなたがいかにその場にコミットメントしている
(積極的に参加している)かによって成果が全然ちがってきますよ。

『強み』とサステナビリティは相性が悪い。

ところで、「弱み」という言葉は

ビジネス上ではもしかしたら
聞き慣れない言葉使いかもしれません。

ビジネス系でよく言われる「強み」とは、まさに真逆の言葉です。

でも私は、非営利団体の経営支援を通して
この「弱み」視点の大切さを知りました。

ヒトを「強み」でばかり判断していると、

究極のところ

「役に立つスキルも能力も才能も何もないひとは無用だ」

という考え方になりかねません。

また、「強み」の中でも

「より現代の社会活動において役に立つ強み」

つまり

「お金につながる強み」が「よりエライ強み」だという考え方になっていく危険性があります。

けれども強みの中には

「いるだけで人を和ませる」とか
「場を盛り上げる」とか
「人を思わず真剣にさせるまじめな雰囲気」とか

直接、単体ではお金につながりにくく

現代の社会活動においては
パッと見、有用ではないような強みもあります。

で。

そういう人たちを切り捨てながら
「強み」だけを結集したコミュニティって、
サステナビリティはあるのかな?って思ったんですね。ある時。

あと
私がケガをしたり病気になったり老いたりして稼働できなくなった時

つまり「強み」が使えなくなった時、

私は有用ではなくなり切り捨てられるな、って思ったんですね。

そういう人間関係はつくりたくない。

というわけで今の私は、


新しく誰かと出会う時は「強み」を見ますが、
「弱み」もいっしょに見るようにしています。

『弱み』視点で見つかる、こんなにいいこと。

よくある失敗例②でも書きましたが、

社会活動の場において、
初めて会う人には
つい相手の強みやできることばかり聴いてしまいがちだと思います。

相手もそれはそれで嬉しいので話してくれますが、

そうすると
「相手が自分にとってどう役に立つか」
しか知ることができませんよね。

でも
「自分が相手にとってどう役に立つか」
も知りたいじゃないですか。

だから、相手の弱みを聴くんです。

相手の弱みは、私の強みが役に立つ可能性があるポイントです。

「今、悩みは何かある?」

「やりたいなーって思ってることある?」
(やりたいって思ってることは大抵、やれていないことです)

「こういうこと勉強したいなってことある?」

相手の足りないところを聴くと、その瞬間、

「相手は自分にとってどう役に立つか」の話から

「自分は相手にとってどう役に立つか」の話に切り替えることができます。

あとは相手の弱みに合わせて
自分が役に立てることをいっしょに考えてあげればいい。

それが今後につながるパートナーシップづくりのきっかけになります。

今回は個人的な経験をもとに、
協働・パートナーシップを見据えた出会いのシーンについて
考察してみました。

現代においては一人で、もしくは一社で達成できることはほとんどありません。

ぜひ出会いの場一回一回を生かして、
長くつきあえる仲間を増やしていってくださいね。

山崎 梨紗

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