方向性・中長期計画

この先の社会はNPOに優しいかな?

自宅待機がだんだん普通のことになりはじめた、今日この頃。

人間てすぐに慣れていく生き物だということを実感しますね。よくもわるくも。

NY州知事は
(クオモさん、NPO設立者なんですよね)

コロナが収束するのは1年半だと言い、
専門家は2年だと言っています。

こうなってくると、

もういよいよ、この状況を前提条件にした
組織運営だったり事業展開だったりを考えていかないといけなくなります。

この先の社会はNPOに優しいかな?

私は、コロナ以前から

「この先は地域活動、社会貢献活動をしたい人たちが大挙して地域に帰ってくるよね。

NPOは、そんな人たちの受け皿にならないとね。」

といろんなところで話していたのですが、
その方向性は、コロナで加速したと感じています。

もう人がたくさん集まって行うエンターテインメントは当分できないでしょうし

(事態がおさまってきても、行きたい!という気持ちが回復してくるのはもっと先だと思います)

  • 結婚式、なんで多くの人を呼んでやらなきゃいけないの?とか
  • 映画は、なんで大勢で密室で観なきゃいけないの?とか
  • セミナーや研修は、なぜ密室に集合して行わなきゃいけないの?とか。
  • ディズニーランド、並ぶのって本当に必要なの?とか。
  • グランクラスとかファーストクラスとか、本当に楽しい?とか。

人の価値観そして文化自体が変わっていくでしょうね。

そしておそらく

お金をかけている豪華なもの、派手なものに
集まったり、消費することが減って、

より身の回りで、ちょっとした幸せを味わえるものを人々は求めていくんではないかと思います。

そして、お金を使うという楽しみ方から、
「自分自身で何かを創り出す」という楽しみ方への変化が加速していきそうな気がします。

そのときに、

まずは趣味だったり自己表現だったりするものを、

ただ創り出すだけでももちろんいいと思うんだけど、

できればその創り出した先に、誰かがいる。
誰かの役に立つ、誰かを笑顔にする、誰かを支えられる。

「そのほうが断然やりがいがあるじゃん!!」

・・と、みんなそのうちに気づくと思うんですよ。笑

そのときに、

「じゃあうちでこんなことやってみない?」

「ここの仲間になってこんなことやらない?」

「こんな活動であなたの力、生かしてみない?」

って言えるNPO、いいですよね。

学習塾の「やる気スイッチ」みたいに、

ヒトが持っているスイッチを押して、
行動にできるように背中を押してあげるのってその人に対する貢献だと思うんです。

そのために行うものなら、

営業も販促もPRも広報も冷たいビジネスにはならないはずだから、

どんどんやっていこう!って
私はこれからも言っていこうと思っています^^

山崎 梨紗