「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律(平成28年法律第101号)」
に基づく資金分配団体に選定された認定NPO法人まちぽっと様の助成事業、
Pecsの助成団体に、当事務所のクライアント様が選出されました!
200万円×3年の計600万円。大きな大きな金額です。
法人の基盤強化のための経費、特に人件費にも充てることができる助成金はまだめずらしいため、クライアント様にとって大きな飛躍となることと思います。
助成金申請の裏側
精緻を極める記述が要求された申請書。
当事務所では助成金申請書の監修ならびに最終プレゼンのアドバイスを担当させて頂きました。
助成金申請の基本的なコツについてはブログにくわしく書きましたので、申請予定のある方はぜひご一読ください。
多くのクライアント様の申請サポートを経験して、高い再現性があることを確信しています。
しかし、基本的なコツだけでは、今回の申請はとても歯が立ちませんでした。
注目を集める休眠預金の使い道、というだけあり、申請書類はこれまで見たことがないほど精緻な記述が求められました。
成長志向のNPOが必ず持っているべきもの。
特に大切だったのが、
団体のビジョン→アウトカム→アウトプット→事業→インプットという、社会的価値の適切な評価と中長期的な見通しです。
ただ単純に「こういう事業を申請します!」というだけだと、
その事業企画がいくら素晴らしいものであっても、説得力がありません。
「その事業がどんな結果を生み出し、その結果がどのように社会を変容させ、目指すビジョンに貢献するのか。」
その客観的な見通しを第三者にわかりやすく伝えることは、熱い想いを伝えるのと同じくらいに大切なことなんです。
そして、実はこの見通しは、ロジックモデルを作成することで、一気に整理することができます。

当事務所のコンサルティングではこのロジックモデルの作成を支援していますので、
この度の助成金申請でも慌てることなく中長期的な視野を持ったプレゼンをすることができました。
また、このロジックモデルは、事業評価の際にも使用します。
「なんとなく運営している状況では嫌だ。もっと本気で成果を出せるようにNPOを経営したい!」
という方、ぜひ私と一緒にロジックモデルを作ってみませんか?
初めての方に来ていただける体験コンサルティングは、近日中にオンラインのみで再開予定です。
本気のあなたを、心よりお待ちしています。
山崎 梨紗