
日経の夕刊紙の1面にNPOという言葉が踊って。
法人増や規模拡大に伴い、知人経由の採用に加えて中途や新卒の募集が増加してるんですって。
調べてみたら、
大抵の求人サイトで[フリーワード検索:NPO]を行うと
いくつか団体が出てくるんですね。
そういえば去年川崎市のハローワークに行った際にも
出来心でちょっと検索してみたら、結構求人出てたんだった・・・。
私が就職を考えてた頃は(2006年くらい)
もちろんNPOに就職したかったけど、求人なんか全然出てなくて、けっこう電話をかけて問い合わせたりしました。
それが今では「新卒募集!」って団体もあるくらいだから、隔世の感があります。
それだけ日本でも大きくて母体のしっかりしてるNPOが増えてきたってことでもあるし、
NPO活動に注目したり、応援したりする人が増えてきたってことだから喜ばしいことですよね。
組織を大きくして成長させてスタッフを雇用できるようになる・・・ことだけが目指すべき方向ではないと思うけど。
(大きくなればなるだけ意思決定も動きも遅くなるだろうし)
安定した組織基盤・財政基盤をつくれるように、意識してマネジメントをすることは、どの団体さんにとっても必要なことですよね。
NPO全体の平均年収は200万円台

記事には、NPOや社会起業家でつくる新公益連盟加盟団体の平均年収は383万円。
NPO全体の平均年収は200万円台半ば。とありました。
民間企業と比べちゃうとやっぱり低い・・・っていうのは否めないですけどね。
でもNPOスタッフとして働きたいというくらいの人は、その団体でしばらく勉強させてもらって、その後独立して自分の団体をつくるってパターンも多いから、期間限定ならいいんじゃないのかな。
私の知人にはそういう人が多いです。
あとは、年収じゃなくて柔軟な働き方に魅力を感じて、NPOで働く人もいる。
在宅勤務とかパートタイムとかWワーク(夕方から)とか。
今は副業やってる会社員の方も多いし、専門スキルをアウトソーシングする求人サイトも増えてきたし。
多様な専門人材の獲得を目的とするなら、
NPOが力を入れるべき方向性は、こっちのような気がします。
もちろんベースアップも大事ですけどね!
持続可能なマネジメント、していきましょう♪
司法書士ヤマサキ

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