広報・情報発信

NPOが情報発信できると◯◯◯がつくれます。

こんにちは,ヤマサキです。

短期集中!情報発信シリーズを書いています。

情報発信の目的とは?

さて,今日はライティングのノウハウを一旦お休みして,

何故そもそも<情報発信>することが必要なのか,という話をしたいと思います。

ブログやSNSでの情報発信って,義務になってしまうと途端にしんどくなりますよね。

なので,

何のためにやっているかという<目的意識>を何度でも思い返すことが,続けるための秘訣だと思っています。

さて,いきなり結論ですが

情報発信の一番の目的は,<コミュニティを作る>ことではないかというのが最近の私の考えです。

たとえばビジネスの場合,何かを売りたいですよね。

でも「一度売ってしまってそれで終わり」だと単発のお客さんです。

NPOの場合も,

「一度イベントに参加してくれたり,一度寄付をしてくれたりしたけどその後音沙汰がない」というのは単発の支援者さんです。

 

こういう状態が続いてしまうと,来月の売り上げや集客数が常に気になる,自転車操業になってしまいます。

 

新規を取り続けることって本当に本当に骨が折れますよね。

 

そこで,これからの時代,ビジネスでも市民活動でも

何か事を成すときに必須なのが,コミュニティ作りです。

・いつも自分(たち)を応援してくれて支えてくれる

・ファンでいてくれている

・参加したいと思ってくれる

・自分(たち)から何かを買いたいと思ってくれる

持続的なビジネスや活動を行っていけるのは,そんなコミュニティを持つ人や団体ですね。

そして,コミュニティ作りを叶えるものこそが<情報発信>なんです。

グサグサ刺さって,共感を呼ぶ情報発信のヒミツ

情報発信って,

奇抜な事を言ったり,人が知らないことを言ったりして,

人目を惹いたり感心されるためにやることじゃありません。

そうじゃなくて,素直に感じたことや考えたことを素直に言うだけ。

でも,「素直になる」っていうのもなかなか難しいんですよね(笑)

こんなこと言って間違ってたらどうしようとか,違う意味に取られたらどうしようとか,無視されたらどうしようとか・・。

いろいろな心理的抵抗も出てくると思います。

そして結局,

万人受けするような当たり障りのない発信になって,結局誰にも刺さらなかったり・・・したら悲しいですよね。

ただ,ひとりごと的に発信するのではなく

コミュニティ作りを目的に情報発信するのであれば,

できるだけ「素直に」「シンプルに」書くのが絶対条件です。

素直に,飾らずに発信するからこそ,共感されます。

共感層が形成されます。

 

反対に,

「こういうこと言って賢く見せよう」とか

「こういう発信で炎上させよう」とか

そういう下心があると,必ず見破られてスルーされるのがオチです。

SNSに日常的に触れてるみんなはね・・

結構ネットリテラシーが洗練されているので看破されちゃうんですよ・・・

こわいですよね。

でもそのリテラシーを逆手にとれば,

「みんな興味ないことをスルーするのには慣れている」ので

私の投稿,宣伝ばっかりに見られないかな・・とか

そういう心配もしなくてオッケーってことですよ♪

FaceBook?ブログ?どっちが大事?

 

媒体の話ですが,

Facebookの方が手軽ですけど,やっぱり資産になるのはブログです。

はじめはFacebookの投稿をコピペしてでもいいから,今すぐブログに移行してほしい。

熱烈にあなたのファンになったひとって,あなたのブログを最初から最後まで全部読みます。(経験ありませんか?)

また,あなたに何か仕事を頼もうとする人も,絶対にブログを読みます。

だから,

最初からいきなり超専門的なこととか,いいことを書かなくてもいいし,

せめて30件記事を書いてから正式にアップしよう!とかも思わなくていいので

ぜひ!

明日から,いや今夜から?

あなたの情報発信を始めてくださいね。

「今さら」なんてことは全然ないですよ。

いつ始めても全然遅くないです。

ネットで人と交流したり,物を売ったり買ったり,情報を集めたり

それが普通すぎる日常になった今だからこそ,

「気楽に始められる,誰にもなんとも思われない」

って思ってくださいね♪

山崎梨紗

2019年7月発売の著書
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